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('A`)ドクオは勇者になったようです ‐8-『Alte Burg』


1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:24:13.28 ID:fxcDEFux0
http://naitoutekiseikatu.blog31.fc2.com/blog-entry-14.html

まとめさま

さっさと投下する







3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:29:49.03 ID:fxcDEFux0

 炎から上がる熱風を受け、たなびく黒髪。

 無表情だけど、人形のように均整の取れた顔。

 ボロボロに擦り切れ、汚れたメイド服。

 ―――写真の中に、写ったままの姿。



('A`)ドクオは勇者になったようです
‐8‐『Alte Burg』



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:30:43.38 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)

 ちらりと見た日記と写真の日付は、大体10年前だったと思う。

 …ということは、写真に写っていた3人も10年分歳を取っているはずで…。

川 ゚ -゚)

 あのメイドさんが、写真と全く同じ姿形のはずがない…!

川 ゚ -゚)「……」

 ボロボロの服に身を包んだメイドさんは、
燃え盛るゴミ山の頂上から無言のまま僕らを見下ろしていた。

 まるで品定めしているかのような、不躾な視線。
あまり心地好いものじゃない。

 無言を貫いたままの彼女に、茫然と突っ立ったままの僕ら。

 その場には、妙に重苦しい沈黙が流れていた。

(;'A`)「……」

 誰も何も喋らない。


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:33:07.84 ID:fxcDEFux0
(;'A`)「……」
 モララーもメイドさんも僕も、喋らない。

(;'A`)「……」

(;'A`)「……あ、あの…」

 沈黙が辛く思えてきた。

このままだと埒があかないので、僕はとりあえず彼女に声を掛けてみる。

川 ゚ -゚)

 返事はなし。
何かしらの反応すら、なし。

 踊る炎の中、涼しい顔をして、彼女はただただ僕らを見下ろしている。

 炎の中に立ち続けるのは普通の人間じゃ不可能だ。
ということは、彼女が廃棄街の幽霊なんだろうか?

川 ゚ -゚)「……」

(;'A`)「あー、…えーと…」

 普通に話し掛けても反応してくれない。
何かしら言ってくれれば、こっちもどうすればいいか分かるのに。

(;'A`)「えーと……」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:34:29.73 ID:fxcDEFux0
 話の引き出しが狭い人間に喋らせるなんて、拷問以外の何物でもないよな。
…どうしたら彼女は喋ってくれるんだろう。

(;'A`)「…えー…」

(;・∀・)「…おいドクオ、逃げようぜ! なんかあの女、ヤバい感じがする!」

 必死に話題を作ろうと話の引き出しを漁っていたら、
いつも飄々としているモララーが、『逃げよう』と小声で耳打ちしてくる。

 幽霊見る為にここに来たんじゃなかったのか?!
ここで逃げたら、それこそ何の意味もないと…

(;'A`)「え、何で? あの人が幽れ (;・∀・)「いいから早く!」

 僕の背を押してまで、女の人から逃げようとするモララー。

 その力が、不意に轟いた銃声によって途切れた。

(; ∀ )「ぐっ…!」

(;゚A゚)そ

 耳を劈くような銃声と共にモララーは左肩を押さえ、顔を歪めて蹲る。

 …撃たれたのか?!


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:36:41.94 ID:fxcDEFux0
(;'A`)「モララー!!」

 傷を押さえるモララーの右手を退かしてみると、左肩に銃創があった。

 弾が貫通した傷口から、鮮血がだくだくと溢れて左腕を濡らしている。
さすがの亜人も銃弾を受けて涼しい顔はしていられないようだ。

(;'A`)「も…モララー!」

(; ∀ )「だ、大丈夫、だから、早く、あいつから、逃げろ!」

 真っ赤に濡れたモララーの指が、ゴミ山の頂上から飛び下りて来たメイドさんに向けられていた。

 …間違いなく、モララーを撃ったのは彼女だ。

川 ゚ -゚)

 無言を貫き通しながら、こちらにやって来るメイドさん。
その左腕の肘から先にはあるはずの手がなく、

 代わりに、

(;'A`)「(な、何だあれ…!)」

 華奢な身体には似合わない、無骨な『機械』が生えていた。


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:38:01.76 ID:fxcDEFux0
 本来、指があるはずの場所には銃口と思しき筒がある。
本来、前腕があるはずの場所には鉄やプラスチックが合わさった、機関部のようなものがある。

 …炎の中にいた時は、普通の腕だったはずだ。
それなのに―――

川 ゚ -゚)

 今の彼女の腕は、鉄や配線やら、多種多様なものが絡み付いた『兵器』と化していた。

(; ∀ )「っくそ!」

川 ゚ -゚)「……」

 モララーが左肩を押さえ、悪態を吐く。

 その様子を見下ろしながらメイドさんは、銃になっている左腕を軽く振った。

(;'A`)

(; ∀ )

川 ゚ -゚)

 がしゃがしゃと賑やかな音を立て、左腕の銃がみるみるうちに解体されていく。





10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:40:07.46 ID:fxcDEFux0
 肌からはみ出していた配線も鉄も銃口も、腕に吸い込まれて同化した。
そこにあるのは、『普通の腕』だ。

 …ありえなさすぎて、もう驚くのもバカバカしくなってきた。

川 ゚ -゚)

 ゆっくりと近付いて来ていた彼女は、僕の目の前で足を止める。

 モララーにトドメを刺す為か、僕を殺す為か。
その瞳には、なんの感情も浮かんでいなかった。

 何で…

(; A )「……」

(; A )「な、んで」

川 ゚ -゚)「?」

 呻くようにして出た声。
それを聞いて、メイドさんの表情が崩れた。

 仏頂面から、『何言ってんだこいつ』と言わんばかりの表情に。
…何で。なんでだよ。

(#'A`)「いきなり何の躊躇いもなしに撃つとか、何なんだよあんた!! 
    俺らは何もしてないだろ?!」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:41:09.75 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「……」

 苛立ちを遠慮なくメイドさんにぶつける。
彼女は悪びれた様子もなく、足元のモララーを一瞥した。

 そして、言う。

川 ゚ -゚)「命令だ」

 聞いてるこっちにしたら、意味不明で理不尽な理由を、実に簡潔に。

(#'A`)「はぁ!?」

川 ゚ -゚)「私の主人が下した、命令だ。『我輩がいない間、城を頼む』という命令」

川 ゚ -゚)「主人が帰って来るまで私は城を護らねばならない。
    たとえどんなに劣悪な場所であろうと、他の者が皆いなくなろうと、
    私は主人の…。杉浦様の帰りを待つ」

川 ゚ -゚)「城の敷地内にアポ無しで入って来た者は許さん。
     それがたとえ亜人であろうが、貧弱な男であろうがな」

(;'A`)「城?! そんなのどこに―――」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:42:25.30 ID:fxcDEFux0
 言いかけた言葉を飲み込む。

 ――そうだ、確かモララーがゴミと一緒に落ちて来た時に…。

**********

('A`)「なんか城の名前の看板みたいなのも捨ててあるし、本当に何でも棄ててあるよな…。
   杉浦城? なんか和風な名前…」

**********

 杉浦城の看板があった…!

川 ゚ -゚)「理解したか? 貴様らが足を踏み入れている場所。ここは人の家の敷地内だ。
    そして私は主人の命令通り、城を護る為に侵入者を排除する」

 メイドさんの左腕が、一瞬にして銃に変形する。

 それを見たモララーが、血に濡れた手で僕のズボンの裾を掴んだ。

(; ∀ )「おいドクオっ早く逃げろ!」

 …そうか、逃げないと!

 こんなところで銃なんか撃たれたら、モララーが危ない!


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:43:18.00 ID:fxcDEFux0
(#'A`)「くそっ!」

 僕は、足元に転がっていた『杉浦城』の看板を思い切りメイドさん目掛けてぶん投げた。

川 ゚ -゚)「!」

(;'A`)「自信はないけど、なんとかあの人をここから遠ざけるから、モララーは逃げてくれ!」

 ぶん投げた看板を難無く片手で受け止めたメイドさんに向け、
挑発しながら次々と足元のゴミを放る。

 もうヤケクソだ。
とにかくメイドさんの気をこっちに向けさせるということで、頭がいっぱいだった。

(;'A`)「こ、こ殺せるものなら殺してみろ!」
 _,
川 ゚ -゚)

 苛立ちの表情を隠そうともせず、彼女は僕が投げるゴミに向かって、
顎が外れそうなくらいに大きく口を開けた。

 開いた口から出て来たのは息じゃなく、ごうごうと赤く燃える炎。

 僕が投げたゴミはその炎に嘗められ、跡形もなく消え去った。

 本当に何でもありだな!
口から炎なんて最近の中学生だって考えないぞ!


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:44:33.88 ID:fxcDEFux0
(;'A`)そ

 炎を吹いたメイドさんは、僕の方へゆっくりと歩み寄ってきた。
腕が銃になるだけじゃ飽き足らず、炎まで吹けるなんて、完全に予想外だ。

(;'A`)「くそっ!!」

 とにかくここでメイドさんに暴れられたら、モララーが危ない!

 彼女に背を向けて逃げ出した僕の真横に軽く積まれていたゴミの山が一瞬で灰になった。
押し寄せる熱気に、思わず顔をしかめる。

川 ゚ -゚)「ちっ」

 軽く舌打ちをして、メイドさんは左手をこちらに向けた。

 ぱぱぱぱぱ、と断続的に鳴り響く銃声から遠ざかるように、怪我をしたモララーから遠ざかるように、
とにかく僕は時折後ろを振り向いて挑発しながらゴミ山の間の道を駆け抜ける。

 たまに足元や服を掠めて銃弾が飛んで行った。
その度に心臓が冷たくなるような思いをしてきたけど、幸いなことに弾は一発も当たらなかった。

 そこら中にあるゴミが邪魔になっているらしい。
ゴミに感謝するのは初めてだな…。

**********
**********

(;'A`)「はぁ、はぁ」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:46:04.53 ID:fxcDEFux0
 …これほど走ったのはいつ振りだろう。
少し休まなきゃ、もう走れそうにない…。

 精神的にも体力的にも限界を迎えていた足を止め、
ゴミ山に紛れていた冷蔵庫に背中を預けてしゃがみ込んだ。

 あのメイドさんは今どこら辺にいるんだろうか?

 銃声は…

(;'A`)「……あれ?」

 …走るのに夢中で気付かなかったけど、いつのまにか銃声が止んでいた。
彼女の気配もない。

 僕を殺すのを諦めたのかとも思ったけど、彼女の口ぶりや態度からして、それはないだろう。

 弱ってるモララーに、トドメを刺しに行ったのか…?!
冷静になって考えれば考えるほど、不安ばかりが募っていく。
ただ見失ってくれただけならいいんだけど。

(;'A`)「……はぁ…」

 暴れる心臓の音を静める為にゆっくり息を吸うと、汚染された空気が肺を冒す。

 臭いし変な病気になりそうで、心底嫌だけど、背に腹は変えられない。

(;'A`)

 …よし、ちょっと落ち着こう。


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:47:44.98 ID:fxcDEFux0
 ここはまだ、あのメイドさんの云う『城』の敷地内なんだろうか?

 辺りを見回しても、目に入るのはゴミばかりだ。
耳を澄ましても、銃声はおろか足音すら聞こえない。

(;'A`)「……はぁ…」

 …そういえば、あのメイドさんの日記持ったままだったな…。

 こんな場所でも健気に主人の命令を守ってるなんて、よほど慕われてた主人だったんだろう。

 …ここで城を守ってるのが、彼女ひとりだけというのが少し引っ掛かるけど。

(;'A`)「……(モララー、写真見て何を言おうとしたんだろう)」

 日記の間に挟まっていた、色の薄れた写真をもう一度眺める。
モララーは写真中央の、瞼に縦傷がある男を指差していた。

 そして、何か言いかけていた所をあのメイドさんに襲撃されて…。

('A`)「あれ?」

 違和感を覚え、僕は目を凝らして写真の中のメイドさんを見つめた。

 真ん中の男の左で、仏頂面でカメラに視線を送る彼女。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:49:04.62 ID:fxcDEFux0
 黒い艶やかな長髪に、オーソドックスな黒いメイド服。
真っ白なエプロンに、白い肌。

 そのエプロンの上には、見覚えのある金色の首飾りが光っていた。
 金色の鎖に、豪奢な装飾のついた―――

川 ゚ -゚)「―――鬼ごっこは、もう終わりか?」

 微かに感じた違和感の正体を探っていたら、額に冷たく固いものを突き付けられた。
何が当てられているのかなんて、知りたくもない。

 だけど、…十中八九、銃口だろう。

 どうやら見付かってしまったようだ。
どうしよう…!

(;'A`)

 鈍色の厚い雲の下。
汚れてボロボロになったメイド服に身を包んだ彼女は、無表情のままで僕を見下している。

 その胸元には、…やっぱり金色の首飾りが無い。

川 ゚ -゚)「何か言いたいことは?」

 ゼロ距離。
奇跡でも起きない限り、外しようがない。

 額に当てられた銃口はとても冷たく、それと同じくらい冷ややかな声でメイドさんは続けた。




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:52:17.11 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「遺言くらいなら聞いてやる」

(;'A`)「あ、あの、」

 仮面もビックリなほどに完璧な無表情を前にして、
僕は彼女に気付かれないようにポケットに手を突っ込んでいた。

 彼女と戦う気は、さらさらない。
もしここで何らかの奇跡が起きて、彼女の撃つ弾丸を避けられたとする。

 真っ正面から彼女と対峙出来たとしても、
口から炎が出たり腕が銃に変化するような人に勝てる気がしない。

 このピンチを切り抜けられるかもしれない希望は、ポケットの中にあるけど…。

川 ゚ -゚)「……」

川 ゚ -゚)「何を出そうとしているのかは知らないが、並大抵の武器じゃ私は殺せないぞ」

 僕に銃口を突き付けるメイドさんの視線は、僕の手に向けられていた。
戦う気があるのだと、誤解しているらしい。

川 ゚ -゚)「もういい、お前は――― (;'A`)「これ、あなたのですよね?!」

 銃口を僕の額にゴリゴリと押し付けるメイドさんの鼻先に、
僕はポケットから無理矢理引きずり出したものを突き付ける。


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:53:04.46 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「!」

川;゚ -゚)「…これは」

 作戦も何もあったもんじゃない。
正直、ただの時間稼ぎのつもりだった。

 メイドさんが僕の手にあるものに気を取られている隙に、
僕はまたどうにか逃げるつもりでいた。

 うまくいくとは思ってなかったし、
彼女が先に銃を撃ってしまう可能性の方が高かったと思う。

 かなり博打要素の強い計画だったけど、

川;゚ -゚)「お前、」

 予想よりも遥かに、彼女の反応は大きかった。

川;゚ -゚)「これをどこで…?」

 銃に変化している左手を僕の額から外し、
彼女は驚いたように目を丸くさせて僕が突き付けたものを手に取る。


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:54:07.26 ID:fxcDEFux0
 少し輝きは鈍いけど、それでも綺麗に光る首飾り。
 写真を撮った頃にあって、今の彼女になかったもの。

 廃棄街に来る前、弟者にもらった首飾り。

(;'A`)「あ、えーと、貰ったんだ。ここに来る前に」

川;゚ -゚)「貰った…?!」

 首飾りを見て、明らかにメイドさんからは敵意が消え失せていた。
左腕は普通の腕へと変わり、震える手で首飾りを撫でる。

川 ゚ -゚)「……。お前、名前は?」

 ゆっくりと首飾りをエプロンのポケットへ落とし、
メイドさんは僕に手を差し延べてきた。

 …攻撃してくる様子はない。

(;'A`)「あ、う、鬱之宮ドクオです…」

川 ゚ -゚)「ドクオか…。…突然攻撃してすまなかった。
    あの亜人を手当てするから、着いて来てくれ」

 僕を立ち上がらせ、メイドさんはさっさとゴミ山の間を歩きだす。

 …よく分からないけど、信用していいものだろうか…。

(;'A`)「……」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:55:36.58 ID:fxcDEFux0
 少し逡巡してから、僕はメイドさんの後に着いて行くことにした。
彼女を100パーセント信用した訳じゃない。

 だけど、多分悪い人じゃないんだと思う。
ただ外部の人間から、城を守ろうとしただけ。

 やり方が過激すぎただけだ。
……多分…。

**********
**********

(;・∀・)「ど、ドクオ?! 無事だったのか!」

 さっきの場所から、モララーは一歩も動いていなかった。

 左肩からの出血は未だに収まらず、痛みの為か脂汗も浮かんでいるけど、
大声を上げられるくらいだから命に関わる怪我ではないようだ。
良かった。

(;'A`)「う、うん。なんかよく分からないけど、とりあえず無事だ。モララーは、大丈夫?」

(;・∀・)「まぁ、痛いっちゃ痛いけど大丈夫。…それで、さっきのメイドは?」

 モララーの質問には、視線で返した。

 少し離れた所からじっとこちらを見ていたメイドさんは僕の視線に気付いたのか、
申し訳なさそうな顔で近付いて来る。


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:58:02.08 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「城で手当てする。謝罪はその後でもいいだろうか?」

 モララーの肩の銃創を軽く調べ、メイドさんは、
僕たちの返事を待たずにモララーを軽々と抱え上げた。

 いわゆる、『お姫様抱っこ』ってヤツだ。

(;'A`)そ

(;・∀・)そ

 モララーの表情は非常に複雑そうだった。

 そりゃそうだ。
女の人をお姫様抱っこする経験はあるかもしれないけど、その逆はあまりないし。

<いや、自分で歩けるから!

<怪我をさせてしまったのは私だ

<足は無事だから大丈夫だって!

<遠慮するな

<遠慮じゃないっての! ドクオ助けてくれ!

<助けてとは何だ、手当てをするだけだぞ

<足は無事だって!!



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:59:05.06 ID:fxcDEFux0
(;'A`)

 ……なんだよ少し羨ましいじゃねーか。

**********
**********

川 ゚ -゚)「…こんな感じでどうだろう。身体の中に弾が残ってなくて良かった」

 『杉浦城』の医務室でメイドさんが、モララーの肩を軽く叩いて言った。
杉浦城は名前から想像されるイメージとは正反対の、立派な洋風の古城だ。

 廃棄街のゴミも、杉浦城の周りだけは侵食していない。
その代わりに、そこらに積まれたゴミ山の標高はかなりのものだった。

 広い城内は綺麗に掃除されていて、窓から見える中庭の花壇には花も咲いている。
加工した石を積み上げた城の外壁には蔦が這い、それがまた『古城らしさ』を醸し出していた。

 『主人』がいつでも帰って来れるように、毎日毎日手入れを怠っていないのがよく分かる。

 こんな広い城をたった独りで掃除するのは大変だろうな。

川 ゚ -゚)「本当に済まないことをした」

 そんな杉浦城の、医務室。
モララーの手当てを終えたメイドさんは、自らを『クール』と名乗った。


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:02:42.29 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「皆クーと呼んでいた。だから、クーでいい」

川 ゚ -゚)「突然発砲して、本当に済まなかった。申し訳ない」

( ・∀・)「まぁそれは別にいいよ。それより、ちょっと色々質問していいかな?」

( ・∀・)「……ここにいるのは、君ひとり?」

 美人に手当てされてご機嫌なモララーが、診察台の上で怪訝な表情を浮かべた。

川 ゚ -゚)「あぁ、私ひとりだけだ」

(;'A`)「ひとりでずっとこの城を護って来たの?」

川 ゚ -゚)「他の者は、ひとり残らず魔王に殺されてしまったからな……。
    ずっとひとりで、この城を護ってきた」

( ・∀・)「……殺された?」

川 ゚ -゚)「……。……少し話が長くなるが、いいか?」

( ・∀・)「構わないよ」

川 ゚ -゚)「……。私は当時、普通の人間だった」

 手近にあるソファに腰掛け、クーは両手を膝の上で握りしめる。
白いエプロンに、皺が寄る。

川 ゚ -゚)「城は元々北にあってな。私は幼少の頃からこの城で、
    先代魔王…ロマネスク様のお世話をしていた」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:03:29.32 ID:fxcDEFux0
 ……ん?

(;'A`)「ちょっと待って、この城って魔王の城?」

川 ゚ -゚)「そうだ」

 ……ん?
ここは魔王の城で、クーが魔王に仕えてたメイドで?

 クーは、魔王の命令でずっとここにひとりで?

川 ゚ -゚)「…話を戻すぞ?」

川 ゚ -゚)「私が15歳位のある雨の夜中、城の扉が叩かれた。
     扉を開けたら、雨でずぶ濡れになった男が立っていて、
    『行く場所がないから、ここで一泊させてくれないか』という」

川 ゚ -゚)「事情を聞いたロマネスク様は、快く了承した」

川 ゚ -゚)「男は『ワカッテマス』と名乗った。
    非常に聡明で、様々な知識に富み、VIPから来たと言っていた」

(;'A`)そ「VIP?! ワカッテマス?!」

 ああもう! 色々聞き過ぎて訳わかんなくなってきた!

 クーの話は、多分10年以上前の話だ。
10年前のVIPは、確か人類最高と呼ばれる機械が多数世に出回った頃だったか…。


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:05:47.97 ID:fxcDEFux0
 それを作ったのが、確か『ワカッテマス』だ。
連日ニュースで報道されていたから、よく覚えている。

川 ゚ -゚)「趣味は、子供達が喜ぶような玩具や『ろぼっと』を作ること。
    そして、彼は色々な機械を造ってラウンジの発展に貢献した」

川 ゚ -゚)「間違いなく、彼は天才だと思っていたし、今も彼は私が知る中で一番の頭脳を持っていると思う」

川 ゚ -゚)「ドクオ、お前が持ってた首飾り…。
    あれは、ワカッテマス様がくれた大切なものだ」

川 ゚ -゚)「すっかり無くしたと思って諦めていた、私の宝物」

(;'A`)「…そうか…」

 VIP出身の天才、『ワカッテマス』。

 僕も名前くらいは聞いた事がある。
専門は機械技術だけど、科学や生物や音楽の教養もあった、飛び抜けた才能を持った人間だとか。

 実際、彼がいなければVIPの機械文明の発展は大幅に遅れただろう。…とかなんとか。

 だけど、自動転送装置やらメイドロボットとかを発明した後、
彼は謎の失踪を遂げたと報道されていたはずだ。

 そんな人が、何故ラウンジに?
ラウンジにも機械文明を伝えに来たのだろうか?

川 ゚ -゚)「ロマネスク様も、大層ワカッテマス様を気に入ったらしい。
     いつの間にかワカッテマス様は杉浦城で生活するようになっていた」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:07:34.91 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「私たちのような使用人にも優しく接してくれていたし、
    私も他の者たちも彼を尊敬していたから、誰も反対はしなかったな」

川 ゚ -゚)「ロマネスク様がいて、ワカッテマス様がいて、私がいて、使用人たちがいて…。
    思えば、あの頃が一番楽しかった」

川 ゚ -゚)「毎日がきらきら輝いていて、皆みんな笑っていられた…」

 遠い過去を振り返るように、クーは目を閉じる。

 瞼の裏には、楽しかった頃の日々が蘇っているのだろう。

 城に人が溢れ、誰もが笑い、城主であるロマネスクや、
VIPからやって来たワカッテマスも、愛されて、尊敬されて。

 …今となっては、見る影もない光景だ。
クーは大きく息を吐いて、話を続けた。

川 ゚ -゚)「…ロマネスク様の誕生日を境に、妙な噂が流れるようになった。
    『人が消える』という噂だ。消える人間は、子供が多かったが、老若男女問わずだった」

川 ゚ -゚)「ロマネスク様は、事情を聞きに各地へ赴いて城を留守にすることが多くなった。
    ワカッテマス様は、親を亡くした孤児たちに無償で『ろぼっと』や玩具をたくさん造って、配っていた」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:09:02.16 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「…ロマネスク様の頑張りも虚しく、失踪事件は日々増えていた。
    この城の使用人も、数人消えた」

川 ゚ -゚)「城の活気がなくなって、私はとても悲しかった」

川 ゚ -゚)「ちょうどその頃、ワカッテマス様の新しいロボットの製作も行き詰まっていたようだ。
    『これが完成すれば皆喜んでくれるかもしれない、だから少し手伝ってくれないか?』」

川 ゚ -゚)「ワカッテマス様は私にロボット製作の手伝いをしてほしいと言って来た」

川 ゚ -゚)「もちろん、…快諾したよ。私だって、みんなに喜んでほしいと思ってたから」

 クーの表情が、今にも泣き出しそうなものへ変化する。

 …なんか、嫌な予感がする。
ぞわぞわと背筋を何かが這うような感覚。

 あってはいけない事を聞かされるような、嫌悪感。
クーの話の続きを聞くのが、怖い。

川 - )「ここまで聞いたら、分かるか?」

 俯き、低い声で。

川 - )「私は、ワカッテマスに、」

 思い出したくもない、過去を。


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:09:55.36 ID:fxcDEFux0
川 - )「……『機械』との融合手術を施された」

川 - )「『機械細胞と人間の融合が成功すれば、私はVIPに復讐する第一歩が踏み出せる。
     君は機械細胞のお陰で永遠にその美しさを保っていられる』」

川 - )「まだ覚えているよ。不意をつかれて麻酔を打たれた直後の、あの言葉。あの目。あの笑い顔」

(;'A`)「……」

 こういうとき、何を言えばいいんだろう。

 全身に鳥肌が立って、気持ち悪い感覚が体中を駆けずり回って。
聞いてるだけだというのに、耳を塞いで絶叫したくなるようなこの気持ち。

 僕はクーに何を言えばいい?
 僕はクーに何か言うべきか?
 何も言わず、黙ってるのが一番いいのか?

川 - )「…実は、私は機械細胞を埋め込まれた後の事は何があったのか知らないんだ。
     覚えてるのは、手術の激痛。血まみれになった城の廊下や部屋」

川 - )「使用人たちが全員、ワカッテマスに惨殺されていたこと。
     城が、廃棄街に『棄てられた』ということ」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:11:57.34 ID:fxcDEFux0
川 - )「ワカッテマスが、『魔王』になったということ…」

川 - )「ショックだった。自分の身体が半分機械になったことより、
    あんなにワカッテマスは冗談を言って皆を笑わせてくれていたのに、
    それが全て演技だったのかと思うと、悲しくて仕方がない」

 淡々と、話を続けるクー。
 診察台の上で、俯いているモララー。

 どうすることも出来ず、どうすればいいかも分からないまま、ただ突っ立っている僕。

 軽く咳ばらいをして、クーは話を再開した。

川 - )「……ロマネスク様は、惨劇が起きた時には城を留守にしていた。
    だから、いつか帰って来るかもしれないと毎日毎日城を綺麗にすることを欠かさなかった」

川 - )「…でも、この10年、ロマネスク様は帰って来なかった」

川 - )「認めたくないが、もう分かってるんだ」

川 - )「ワカッテマスが『魔王』を名乗ったあの日に、ロマネスク様は既に、殺されていたってこと」

川 - )「もう、誰ひとりとしてここに戻って来る人はいないってこと」

川 - )「……すまない、モララーにドクオ。私は全て分かってた。
     それなのに、認めたくない一心で君達を傷付けてしまった」

川 - )「……ごめん…」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:14:03.70 ID:fxcDEFux0
 謝罪を口にするクーの声は、今にも泣きそうなほどに震えていた。
だけど、その瞳に潤いは全くない。

 からからの瞳で、聞いてるこっちが苦しくなるくらいに悲痛な声で、クーは謝罪をし続ける。

もう止めてくれ。
僕は気の利いたこと一つも言えない、最低な奴なんだ。

 もう謝るのは止めてくれ…!

(; A )「……」

 唇を噛み締め、悔しさや悲しさ混じりの声で謝り続けるクーを、
モララーはじっと見つめていた。

( ・∀・)「…あのさぁ」

 重苦しい空気を追い払うかのような、明るい声。
モララーはゴロゴロと診察台の上で寝そべりながら、続ける。

( ・∀・)「君は、もう城の主はもうこの世にはいないだろうと言ってたね」

川 ゚ -゚)「…ああ」

( ・∀・)「それなのに、まだ命令を護り続けるつもりかい?」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:14:52.51 ID:sHwtK5mo0
ここまで支援なし
なぜ投下を続けているのか


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:16:49.12 ID:fxcDEFux0
 クーの視線が、モララーに向けられた。

 さっきまでは悲しそうに顔を歪めていた彼女は、もう既に元通りの無表情に戻っている。

川 ゚ -゚)「……」

川 ゚ -゚)「……どういう意味だ?」

( ・∀・)「そのままの意味さ」

( ・∀・)「このまま誰も帰らない城を護り続けるのもいいと思うよ。
   でも、勇者ドクオと一緒に憎き『魔王』を倒しに行くって手もあるんじゃないかなーと思ってさ」

( ・∀・)「もちろん、何もしないっていう手もある。いろんな選択肢がある」

 左肩を気遣いながら、モララーは診察台の上から弾みを付けて飛び降りた。

 ……城の主ロマネスクも、彼にかしづいていた使用人もメイドも、
全てを壊したワカッテマスも、もういない。

 いつまで待っても、誰かが帰って来ることはない。
クーがここにいる意味は無いに等しいんだ。

川 ゚ -゚)「……選択肢……」

 譫言のように『選択肢』を繰り返すクー。


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:18:49.06 ID:fxcDEFux0
 尊敬していたという主人の最後の命令を守り通すか、仇討ちに行くか。
この城に縛られたままか、呪縛を断ち切るか。

 どっちを選ぶにしても、難しい問題だ。

(;'A`)「…あ、明日の朝まで城に泊めてもらってもいいかな?」

 宿泊にかこつけて、僕は悩むクーに『考える時間』を与えた。
時間は約10時間。

 それが、大きな決断をするのに短いのか長いのかは分からない。
クーは虚ろな目で頷いた。

川 ゚ -゚)「……適当に使ってくれ」

 どっちを選ぶのが正解か不正解か、それはクーが決めることだ。
だけど、どちらを選んでもクーは……。

( ・∀・)「んじゃ、部屋借りるよ。行こうぜドクオ」

 左肩を三角巾で吊ったモララーは、すっかり黙り込んでしまったクーの肩を叩いて医務室を出て行った。


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:19:44.78 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「……」

(;'A`)「……」

(;'A`)「これ、写真は見たけど中身は読んでないから…」

 ……どちらにせよ、決めるのはクーだ。

 廃棄街のゴミ山の中から拾った、ボロボロになってしまった手帳を、僕はクーの両手に持たせた。

 それを見たクーが俯くのを医務室のドアの隙間から見届け、
僕はすっかりひと気の無くなった廊下を歩く。

 ここは独りでいるには、寂しすぎる。
楽しかった頃を知っていれば、尚更だ。

**********
**********

 杉浦城、医務室の古びたソファに、クールはひとり座っていた。

川 ゚ -゚)「……」

 その膝の上には、かつて城に人が溢れていた頃に毎日書き続けていた日記が置いてある。

 表紙はボロボロ。
字も所々掠れ、読めない。
ページは落ちて、破けている部分もある。


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:20:41.90 ID:PlpTuwyV0
支援支援


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:20:56.09 ID:fxcDEFux0
川 ゚ -゚)「…懐かしいなぁ」

 機械のせいで、あまり機能しなくなった心の奥。
大事にしまい込んでいた思い出が、瞼を閉じれば鮮明に蘇る。

 クーは膝の上の手帳を開いた。
 10年前の自分が間違いなく書いた、字。文。

 幸せだった頃の、素直な記録。

川 ゚ -゚)「……」

川 ゚ -゚)「……」

 ゆっくりとページを繰る手が、途中で止まった。

 ロマネスク、ワカッテマス、自分が写った写真が、ページの隙間に挟まっていたのだ。

川 ゚ -゚)「……」

 ドクオが渡して来た、大事なロケットペンダントにも飾られている写真。
楽しかった頃の、……証拠。

川 - )「……」

 ここは、ラウンジにある廃棄街。
そこに棄てられた、魔王の城の一室。

 機械に身体の半分を乗っ取られ、10年もの間たった独りで生きてきた女は、
その日、一日中その場から動かなかったという。


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:22:26.75 ID:fxcDEFux0


('A`)ドクオは勇者になったようです
‐8-『Alte Burg』



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 17:39:02.05 ID:bbFdUbGe0
文頭スペースで中途半端な段落分けっぽいことはしてるのに
三点リーダ二個使わなくてさらに !? って使い方をするのか教えてくれたら俺は歓喜する



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:27:37.98 ID:fxcDEFux0
おkおk、やっぱ短いな。

なんかあったらどうぞ。
支援ありがとうございました。

遅れてすまん。
>>9
特に段落分けのつもりでスペース開けてる訳じゃないんです。
三点リーダ1つしか使わないのは、特に理由はない。
2つ使うのがマナーなのは知ってました。すいません。

>三点リーダ二個使わなくてさらに !? って使い方をするのか

ごめん、!?の意味がよく分からない……



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:33:09.55 ID:seOhFDSd0 BE:2153595694-2BP(333)

乙!
続きが気になる


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:34:39.70 ID:fxcDEFux0
忘れてた
>>33
そういう時間しか時間取れなかったから


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:34:52.50 ID:5rsuhity0
代理乙!!


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:37:42.41 ID:9d4+VLFWP



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 18:41:44.97 ID:fxcDEFux0
>>41>>43>>44
ありがとう。

シベリア>>844
youの優しさに俺が泣きそう。
ほんとにありがとう。


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 19:06:49.78 ID:hZDhBjqK0
乙。現行で一番好きだ

普段はROMってるけど、規制でシベリア送りになってるやつらの分も含めて書き込んどく




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 19:07:46.96 ID:+FCUP3AG0
   `・+。*・     (´・ω・`)
     。*゚  。☆―⊂、  つ  
   。*゚    :     ヽ  ⊃
   `+。**゚**゚       ∪~



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 19:09:01.81 ID:IyLmyue40
シベリアより愛を込めて


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 19:17:26.05 ID:Q/1CCVEV0
乙!


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 19:35:33.73 ID:fxcDEFux0
>>46
そんなこと言われたの多分初めてだ。
ありがとう。

>>47-49
ありがとう!


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 19:55:28.70 ID:DN+HVEnw0
規制解けてた!!
乙乙!!

もう少し気が付くのが早けりゃ支援でできたんだがな


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 20:01:07.38 ID:fxcDEFux0
>>51
ありがとう。
気持ちだけでもうれしいです


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 20:04:44.58 ID:bT24oMoe0
まとめから一気に読んだ
続きに期待!!


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 20:07:24.78 ID:fxcDEFux0
>>53
マジですか!
ありがとうございます!



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 20:45:08.83 ID:ODaxvwwq0
乙なんだぜ 応援してるんだぜ
頑張れ


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/22(土) 21:00:18.46 ID:sue+0oFj0
短いけど頻繁に更新されるのが嬉しい


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ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
どっくんのひらめき

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おもしれえええええええええええええ

かなりの良作
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