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( ^ω^)彼らは携帯電話を武器に戦うようです 第十三話「炎上」


1 名前: ◆6ZgdRxmC/6 :2010/12/18(土) 22:48:23.25 ID:7K/4YBy20
寒い日が続くね

文丸さん
ttp://boonbunmaru.web.fc2.com/rensai/cellular_phone/cellular_phone.htm

内藤生活さん
ttp://naitoutekiseikatu.blog31.fc2.com/

そんなわけでまとめさんだよ、よかったら読んでみてね

弟十二話「驚愕」は
ブーン系とか読み物とかの倉庫ttp://www7.atpages.jp/mesimarja/boon/
1292-22にあるよ

お互い、風邪引かないように気をつけないとね



2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:49:34.91 ID:7K/4YBy20
クーは、おぼつかない足取りで、ふらふらと歩いていた。
しばらく辺りを目的もなく彷徨い歩いた彼女は、ふいに立ち止まるとぽつりと呟く。

川 - ) どこだ……どこにいる……

ぼそぼそと口を動かすクーの脳裏に、なぜだか過去の記憶がぼんやりと浮かび上がり始めた。

素直クールが、『日常』というものに初めて執着を覚えたのは、彼女が中学二年生の春だった。
その日は、たしかよく晴れていて、朝、彼女が起きて台所に向かうと
いつも通り、そこそこではテーブルについた両親が朝食をとっていた。
何の変哲もない、『日常』の風景。
彼女も、今日が何も変わらない、いつもと同じ『今日』であることに疑いをもってはいなかった。
だから彼女はその日もいつも通り、当時所属していた剣道部の朝錬に出かけたのだ。
そして家に帰って来てしばらくして、ふいに彼女の家のベルが鳴った。

ミセ*;゚ー゚)リ クー!! ちょっとクーってば!!

上の空のクーに、必死に叫ぶミセリの声は届かない。

川 - )(電話の声は……なぜだか焦っているとも戸惑っているともつかない、そんな声だった
     そうだ、あのときは伯母さんも、きっとあの事実に現実味なんてもてなかったんだろう)

電話はクーの母親の姉からだった。
彼女の伯母は、クーの両親が交通事故で亡くなったことを告げると、
いますぐ病院にくるようにとだけ言って電話を切った。

〔(β)〕 姐さん!! 姐さん、しっかりしろ!! おい!!!

うるさい下僕の声を無視して、彼女は回想を続ける。

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:50:28.62 ID:7K/4YBy20
目撃者の証言によると、彼女の両親は、
目の前の道路に飛び出してきた子犬を避けるためにハンドルを切り、そのまま車ごと川に落ちてしまったらしい。

水の中で両親は必死に脱出を試みたようで、
その形跡が死体に残っていたと、司法解剖に携わった医師から聞かされた。

誰を恨んでいいのか分からなかった。
大体、この場合一体誰が悪いというのか?

道に飛び出した子犬か?

子犬を避けようとした両親か?

あるいは両親の一大事に、その場にいなかった自分自身か?

―――少なくとも、彼女には上に挙げたいずれの者にも罪はないように思われた。

自分には子犬が自由に道を歩くのを阻害する権利はないし、
子犬の命を助けようとした両親にもちろん罪はない。
ましてや自分がその場にいたところで、一体何ができただろう?

結局彼女が理解したのは、毎日当たり前のように続いていた『日常』が突然終わってしまったという事実と、
それはどうしようもなくて、自分はどこにも文句を言えないらしいということだけだった。

当時14歳だった彼女が、人生で初めて感じたもの、
それはただの、しかし圧倒的な存在感をもった『理不尽』だった。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:51:10.24 ID:7K/4YBy20
あれから、四年が経った。

考古学者をやっている伯母に引き取られた彼女は、
行き場のない感情を剣道にぶつけ、それなりの成果を挙げてきた。
セキラを手に入れてからは、もう誰も自分が感じたような理不尽を感じずにすむようにと、
手にする携帯電話を刀に変え、TASIROたちと戦ってきた。

時間と、目の前にある目的が、あのときの理不尽の記憶を薄れさせようとしていた今日。

彼女は再び『理不尽』に直面しようとしていた。

川 - ) どこだ……どこにいる……!!

彼女が今歩いているのは、
先ほど彼女たちが戦っていた廃工場から少し離れたところにあるショッピングモールの中だった。
いつもは人で賑わうその場所は、今は不気味なほどにしんと静まっている。
いや、正確には音はしていた。
その音とは、炎の燃える音である。

地面に横たわり燃えているその黒い塊を、クーはなるべく見ないように意識していた。
黒い塊には、手があり、足があり、そして頭がある。

川 - ) モララー……!!

―――燃えていたのは、人間の体だった。


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:53:57.34 ID:7K/4YBy20





     ( ^ω^)彼らは携帯電話を武器に戦うようです
             第十三話「炎上」






9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:56:28.31 ID:7K/4YBy20
煙の臭いがする。
あたりからぷんと漂うその臭いは、普段焼肉屋で当たり前に嗅いでいる臭いとなんら変わらず、
クーは、動物の肉を食っていた自分というものをひどく嫌悪した。

実際、彼女はここにたどりつくまでに二回ほど、自分が朝食べたものを戻していた。

川 - ) ミセリ、セキラの”匂い”はどこからする?

ミセ*゚ー゚)リ ……このエスカレーターを上った先

あのオメガとの戦闘のあと、訳も分からず気絶させられ、目を覚ますとモララーが居なかった。
そして、外へ出た彼女を待っていたのは、世にもおぞましい光景。
人が、燃えていた。
それも一人や二人ではない。
道を歩けば、そこにあるのは炎、炎、炎。
火の発生源は、いうまでもなく黒こげになった人体だった。

―――もちろん、大人、子ども、関係なく。

ミセ*;゚ー゚)リ ね、ねー、クー。本当に行くの?

川 - ) ……

クーは答えず、ゆっくりとエスカレーターを昇り始める。

ミセ*;゚ー゚)リ クー!! 行って、行ったとして、そいでどうする気なの?

川 - ) どうするか……か、決まっている。倒すんだ


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:57:23.78 ID:7K/4YBy20
彼女の口調は冷たくはっきりとしていたが、
実際、彼女の意識はふわふわとしていて、
自分で吐いた言葉すらもどこか現実味がなかった。

無意識のうちに、階段を登る速度がゆっくりしたものになる。
それは彼女の戸惑いを表しているのかもしれなかったが、
まだ稼動しているエレベーターが、
そんな彼女を無常にも上の階に引き上げてしまう。

ミセ*;゚ー゚)リ だ、だってあのモラくんだよ!? クーの可愛い後輩の一人の、モラくんだよ!!?

川# - ) 分 か っ て い る ! !

ミセ*;゚ー゚)リ ―――!!

川# - ) 私だって、信じたくない。信じたいわけがない……
      だが、犯人があいつでないとしたら、
      一体誰がこの惨状を作れると言うんだ!!

叫ぶクーの視界に、本心では見たくもなかった上の階の光景が映る。
広いホールの中央。
所々から火柱が上がるその空間に、その身に赤い稲妻を纏った少年がたたずんでいた。

( ・∀・) ……来ましたね、先輩。待ってましたよ

いつも通りの、澄ました口調で、彼はクーに微笑みかけた。

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 22:58:06.76 ID:7K/4YBy20
彼の姿を確認するなり、クーは携帯を持つ手を手首のスナップを利かせてすばやく動かす。
反動で開いた携帯電話に、頭の中で鋭く研がれた日本刀の姿を思い浮かべながら番号を入力し、
そして目の前の彼に、携帯の先端を向けた。

ミセ*;゚ー゚)リ―Form Change:「Sword」―

携帯の先端から赤い光の刀が出現する。
彼女はそれを両手で持ち、相手の右目に切っ先を向け、構えた。

ミセ*;゚ー゚)リ く、クー!!? ほんとにやるの!!?

焦った声をあげる彼女の携帯電話の声に対し、クーは無言。
喋らないだけではなく、動かない。
いや、それはもしかすると動かないのではなく、
まだ彼女の中に、目の前の彼と戦うことを迷う心があることを表しているのかもしれなかった。

動かず、刀を構えたまま微動だにしないクー。
その姿を見た少年は静かに笑った。

( -∀-) どうしたんです? 倒すつもりで来たんでしょう、ボクを

目を閉じ両手を広げて、「来るならいつでもどうぞ」という態度の少年。
それでも動かずじっと黙っていた彼女は、ようやく口を開きぽつりと呟いた。

川 - ) ……最期に聞きいておきたい

( -∀-) はい、なんでしょう?

川 ゚ -゚) なぜ、こんなことをした?


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:03:21.54 ID:7K/4YBy20
目を開け、モララーはクーの方を見る。
真っ直ぐにこちらを見てくる彼のその目は、本当にいつも通りの彼の目で、
その事実が余計に彼女から、この惨劇を引き起こしたのが彼であるという事実に対する現実味を薄れさせる。
少しの間黙った彼は、やがて口を開くと、言った。

( ・∀・) こうしたかったからですよ。他ならぬ、このボクが

平然とした、彼の声。
それを聞いたクーは、自分の胸から、まるで荒れ狂う炎のような制御できない感情が湧き上がるのを感じた。
気がつけば、彼女は叫んでいた。

川#゚ -゚) 真面目に答えろ!!

( ・∀・) ボクは大真面目ですよ

相変わらず感情が見えない表情と、あまりにも平然としすぎた声のモララー。
その様子は、クーには彼がどこか無理に平静を装っているように見えた。

川#゚ -゚) なら、なぜこんなことをしたがる? こんなことをして何になるというんだ!!

( -∀-) ……逆に聞きましょう、先輩

川#゚ -゚) ……?

構えをとらず、飽くまで自然体のまま静かに言うモララー。

( ・∀・) ボクがこんなことをしたがる理由って、なんだと思いますか?

しかしそんなことを聞く彼の姿は、どこかとても寂しそうに見えた。

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:04:07.42 ID:7K/4YBy20
彼の様子に、クーは少しだけ感情を治め彼の質問について真剣に考えてみる。
そして、自分が考えた中で一番可能性のありそうな答えを口にした。

川 ゚ -゚) ……何か、悩みでもあったのか

( ・∀・) 悩み、ですか。まあ間違ってはないですね

彼の曖昧な表現に、クーは自分が決して正解を言い当てたのではないという事実を理解する。
彼女の知る普段のモララーは、ただ少し意地悪なだけの普通の少年だった。少なくともクーにはそう見えた。
一体、何が彼をこんな残虐な行為に走らせたというのだろう?

( ・∀・) クー先輩、あなたには捨てられない夢はありますか?

川;゚ -゚) ゆ、夢……? いや、とくには

突然突拍子もないことを訊かれてたじろぐクー、モララーはそんな彼女に飽くまで真剣な表情で言った。

( ・∀・) ボクには、夢があったんです。そしてその夢は、絶対実現させてはならないものだった

その場に居るのは炎に包まれた死体と、対峙する少年少女。
なのにその場所には、場違いなショッピングモールのテーマソングが流れ続けている。
クーには明るいその音楽が、まるでホラー映画のBGMか何かのように不気味に感じられた。

( -∀-) ボク自身も、その夢をなんとか諦めようとしました。
      他に何か代わりの目標を見つけられれば、きっとその夢を諦められると信じていました。
      でも、結局ボクは代わりの夢を見つけられないまま、そして出会ってしまったんです

モララーの手が、下腹部に赤い光のベルトで装着されたオメガの首を撫でる。

( ・∀・) ―――夢を、実現させる”力”と

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:11:29.66 ID:7K/4YBy20

川 ゚ -゚) ……お前の夢とはなんだ、人殺しをすることか?

剣先をモララーの右目に向けたまま、クーはモララーに問いかける。

( ・∀・) あはは、そんな簡単なことだったらどんなに楽だったでしょうかね

自分で笑っているくせに、モララーは「笑わないでくださいね」と言って続けた。





( ・∀・) ボクは怪獣になりたかったんですよ、ずっとずっとね






少し微笑みながら、冗談のようなことを言う彼の目には、
しかしまったくふざけているような色はなかった。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:14:29.66 ID:7K/4YBy20

川 ゚ -゚) ……

何を言ったものか考えあぐねているクー。
モララーはどこか恥ずかしそうに笑って言った。

( ・∀・) 分かりますか、クー先輩。分からないでしょう?

川 ゚ -゚) ああ、さっぱりだ

あっけらかんと答える彼女。

( ・∀・) そうでしょう、だから、きっとボクはこうするしかなかったんです

川 ゚ -゚) そうか、まあ分からんから、私にはなんとも言い様がないが

分からないものは分からないと言う。答えられないことには答えられないと言う。
彼女のスタンスはこんな状況の中でもまったくいつもの通りだった。
―――少なくとも、そういう風に見えた。

川 ゚ -゚) ……取りあえず、どんな理由があれ人の『日常』を奪うお前を、私は許さない

( ・∀・) じゃあなんで理由なんて訊いたんですか

呆れたように言う彼に、クーはきっぱりと答えた。

川 ゚ -゚) 知りたかったからだ、決まっているだろう


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:15:12.01 ID:7K/4YBy20
あはははと大笑いするモララー。
声の端々でひぃひぃと言いながら、彼は言った。

( ・∀・) さすがクー先輩。ボクが”正義の味方候補”として選んだのは、正解だったみたいですね

川 ゚ -゚) ”正義の味方”……だと?

( ・∀・) そうです、『怪獣』にはそれを倒そうとする”正義の味方”が必要でしょう?

川 ゚ -゚) そういうもんなのか……?

( ・∀・) あなたはまさしく適任ですよ、自分の正義を持って、それを決して疑わない。
       まあ少し度が過ぎてるような気もしますけど

川#゚ -゚) ……よく分からんが、もしかしてバカにされてるのか?

( ・∀・) 褒めてるんですよ、間違いなく

くすくすと笑うモララー。その言葉が終わって、その場に数秒の沈黙が流れる。
そしてその沈黙を破ったのはクーだった。

川#゚ -゚) とりあえず”正義の味方”でもなんでもいいから、私が終わらせてやる
     お前のその、ふざけた夢を!!

そう叫んで彼女は唐突に後輩に向かって斬りかかった。

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:16:15.48 ID:7K/4YBy20

( ・∀・) なんというか、その斬りかかりかたも先輩らしくていいんですけど

斬りかかったクーの刃を、モララーは掌で受け止めた。

川#゚ -゚) な……!?

( ・∀・) 忘れてません? ボクとあなたでこんなにセキラの量に差があるってこと

クーの刀を握り閉め、モララーは逆側の拳で、彼女の刀の刃を殴る。
まるでガラスのように粉々に砕け散る赤い光の刀。
クー自身も、モララーの音速を超える拳から出た衝撃波で後ろに吹っ飛んでいた。

( ・∀・) 正直、今の先輩じゃ相手になりませんよ?

まるで彼女に見せ付けるかのように、モララーの体から出た赤い光が、
ヘビのようにのたうちながら彼の体をはいずりまわる。

川#゚ -゚) くっ……なんだかお前、すごく偉そうだな

地面に無様にはいつくばっていた彼女が、ゆっくりと体を起こしながら言った。
その左手には、いつのまにかドクオのものであるはずの黒いゲーム機が握られている。

( ・∀・) ……へぇ

川#゚ -゚) あいつの力を借りるのはシャクだったが、この際そんなことも言ってられん

ちなみにクーが目覚めたときにドクオは寝ていたので、借りると言っても無断で、である。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:17:31.80 ID:7K/4YBy20

川#゚ -゚) 力を貸せ、セント

言いながら、クーはコマンドを入力したゲーム機を、自らの下腹部に押し当てた。


(;-e-)―Form Change:「Samurai」―



ミセ;*゚ー゚)リ ああ、セントくん、ごめんね!! でも緊急事態だから!!

黒いゲーム機が、その両端から飛び出した赤い光のベルトによって下腹部に装着される。
彼女の全身を、一瞬赤い光が包んだ。
全身から闘気がふつふつと湧き出るのを感じたクーはこれならいけると目の前のモララーを見据える。

ミセ*゚ー゚)リ ……ねー、クー

聞こえるのは彼女の下僕の声。
クーは、目の前のモララーに向かって真っ直ぐ構え、それには答えない。

ミセ*゚ー゚)リ 勢いで乗り越えようと思ってるみたいだけどさ、
      ほんとは、つらいんだよね、モラくんと戦うの

川 ゚ -゚) ……

いつものおちゃらけた感じのまったくない下僕の声。
彼女はやはり答えず、自分の右足からモララーまでの間合いを計る。

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:18:17.56 ID:7K/4YBy20

( ・∀・) デバイス2個……か、まあさっきよりはましですかね

目に映る映像の取得方法を『見る』ことから『観る』ことに変える。
モララーの頭の先から、足のつま先までを遠くの山を見るように、あますことなく『観る』。

―――倒す、彼を。

ミセ*゚ -゚)リ お願い、クー。潰れないでね。戦いが終わっても、自分を責めたりしないでね

何も聞こえない。声がどんどん遠くなっていく。
頭が、冴える。もはや、自分と相手しか見えない。

〔(β)〕 ミセリ!てめーさっきからなんだってんだ、
     せっかく姐さんが自分を押し殺して戦おうとしてるってときによ!!

ミセ*; -;)リ だって、だって―――怖いじゃん!!

〔(β)〕 あん?

ミセ*; -;)リ クーは、クーはモラくんのことも”守るべき一人”だと思ってたんだよ?
       なのに今、クーはそのモラくんから『日常』を奪おうとしてる!
       そいで、そいで戦ったあと、クーが壊れちゃったら?
       誰かの『日常』を守ろうとする今までのクーじゃなくなっちゃったら?

なにも聞こえない、何も聴かない。
さあ、そろそろ戦いの間合いだ。

ミセ*; -;)リ ―――そんなの……やだよ!!


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:19:03.30 ID:7K/4YBy20

川# Д ) ヤアアアアアアアアアア!!!!

放つ、気合。
自分の気持ちを高ぶらせるために。
自らの迷いを断ち切るために。
そして、相手を気押すために。

―――勝つために。

( ・∀・) ッ!!

川#゚ -゚) !!

剣先の延長線を相手の喉元に向けたまま、前進。
いかにセキラの鎧を身にまとっているとしても、何の武器も持たないモララーは
突然前進してくるクーに対し、本能的にわずかに後ろに下がった。
もちろんその一瞬を、クーは見逃さない。

川#゚ -゚) メエエエエエエエエエエエエエエン!!!

重心の6割をかけた左足で地面を蹴る。
重心を移動させた右足で思い切り地面を叩き、体重をかけた縦一閃をモララーに放った。

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:20:09.95 ID:7K/4YBy20

(  ∀ ) !!

モララーの頭に、クーの刀の切っ先三寸がまともに入る。
ばちばちと音を立て赤い光を放つ打突部位。
刀から腕に伝わる感触から、刃がセキラの鎧に阻まれているのがわかるが、
顔面をセキラ同士の拒絶反応から出る赤い光で覆われた今、モララーの視界は無いに等しい。

川#゚ -゚) ―――!!

攻撃の勢いを殺さず、両腕を軽く曲げ、拳に全体重をかけてモララーの体を押す。
たまらず吹き飛ぶモララーに、クーはもう一度刀を振り上げ、その正中線に追撃を食らわせようとする。

(  ∀ ) くッ……意外とキツいね、これは

川#゚ -゚) ?

吹き飛ばされ、尻餅をつくモララーが、こちらに右手をむける。
そこから細く赤い光が何本も伸び、高速で自分にからみついたかと思うと

川# - ) ッ!!?

一瞬で目の前が、炎で包まれた。

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:21:07.56 ID:7K/4YBy20

川# - ) ……!!?

ごろごろと地面を転がるクー。
まったく何が起こったのか分からない衝撃に、軽くパニックに陥る。

川# - )(これは……全身が燃えているのか!?)

クーの体は、今セキラの膜で覆われている。
なので正確には燃えているのは彼女を包むセキラの膜の表面だったが、
炎を消すのに必死な彼女が、そんなことに気付ける余裕はない。

川#゚ -゚) はぁ……はぁ……くそッ、これか、
     ここに来るまでに見た”人間の丸焼き”を作っていたのは

全身の表面で燃えていた火をなんとか消し、クーは体勢を立て直す。
あたりを見回すが、モララーの姿は見当たらない。逃げられたか……?

ミセ*;゚ー゚)リ クー!! 上!!

川;゚ -゚) !!

明らかに焦っているミセリの声に、クーが上を見上げると、
そこには空中からこちらに向かって、
ばちばちと赤い稲妻をまとった拳を固めるモララーの姿があった。

( ・∀・) はッ!!

川;゚ -゚) !!!!


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:22:28.84 ID:7K/4YBy20
間一髪、クーはその場から飛びのく。
しかし、次の瞬間、爆風と友に衝撃が彼女を襲った。

川; - ) ―――!!?

ごろごろと地面を転がるクー。
立ち上がった彼女の目に映ったのは、まるでミサイルか何かの攻撃を受けたかのように
めくれあがり、滅茶苦茶になっている大理石の床と、そこの中心に立つモララーの姿だった。

その光景に、呆然としていたクーは、やがてぽつりと言った。

川;゚ー゚) ……化け物だな、まるで

( ・∀・) 『怪獣』ですよ、間違えないでくださいね

モララーの両足に取り付けられた携帯電話が赤く輝く。
それを見たクーが瞬時に防御体勢を取ろうとするが、彼女がそれをしようとしたときには、
すでにモララーのとび蹴りが彼女の刀を砕き、わき腹に食い込んでいた。

川; - ) ぐ……!!

まるでサッカーボールのように吹き飛ぶ彼女の体。
砂埃を上げながら寝たままの姿勢で地面に墜落する彼女に、モララーが右掌を向ける。

川; - ) あああ!!!

腹に来る痛みと、目の前を包む炎に、再びパニックに見舞われる彼女。
ごろごろと体を地面にこすりつけ、必死に炎を消そうとするが先ほどの衝撃で体が動かず、
うまく炎を消すことができない。

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:23:27.14 ID:7K/4YBy20

( ・∀・) すごいでしょ? この炎。

炎に遮られた視界の向こうから、彼の近付いてくる足音と声が聞こえる。

( ・∀・) コントロールしたセキラで、標的の周りの大気を高速振動させて炎を起こしてるんです。
       デバイスが五個もあると、こんな細かいこともできるんですね

川; - ) ちッ……難しいことを言いおって、やっぱりバカにしてるだろ、お前

何とか顔の炎を消し、クーは腹を押さえながらよろよろと立ち上がる。

( ・∀・) そんなー、ボクはちゃんと先輩を尊敬してますよ

川; ー ) くッ……尊敬だと……? バカを言うな、なら―――

よろけた体勢から刀を再び出現させ、横振りの一撃を繰り出すクー。
しかし、そんな攻撃がモララーに通用するはずもなく、あっさりと右手で受け止められてしまう。

川#゚ -゚) ―――なら、なぜ今私にとどめをささない

( ・∀・) ……

川#゚ -゚) 簡単だろう? 今、圧倒的な量のセキラを持つお前なら、
     私を殺すことなど朝飯前のはずだ。なのに、なぜだ?
     なぜそれをしない?


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:24:19.19 ID:7K/4YBy20
右手で彼女の刀を握りながら、モララーは睨みつける彼女の目をまっすぐに見返していた。

( ・∀・) ……いいでしょう? べつに、そんなのボクの勝手じゃないですか

心なしか目をそらす彼に、クーは静かに言う。

川#゚ -゚) そうか……

両手に持った折りたたみ式の携帯電話から、ふいに赤い刃が消えた。

川#゚ -゚) なあモララー、教えてやろう

( ・∀・) ?

彼女はその携帯電話のカメラレンズを彼の顔面につきつけ、

川#゚ー゚) それを、人は「バカにしている」と言うんだ

次の瞬間、無数の光の矢が彼女の携帯のレンズからモララーの顔に向かって放たれた。

(  ∀ ) !!

川#゚ー゚) サムライの武器が、刀だけだと思うなよ

連続して顔に命中するそれが、一時的にモララーの視界を塞ぐ。
それに対し彼は瞬時にその右手を彼女を方に向け、転瞬、クーの全身を真っ赤な炎が包み込んだ。

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:25:29.70 ID:7K/4YBy20

―――しかし、クーは止まらなかった。

川#゚ -゚) はあああああああああ!!!

(  ∀ ) なッ……!!?

全身を炎で包まれながら、それでも向かってくるクー。
モララーは見えないながらも、その様子を足音で察し、驚愕する。

川#゚ -゚) 突きいいいいいいいいいい!!!

体ごと相手に飛び込むように、両腕から放たれる突き。
喉に命中したそれは、モララーの体を思い切り吹き飛ばす。

(  ∀ ) か……ァ……!!

気道が一時的に塞がれ、妙な声をあげるモララー。
クーは今度は間合を詰めず、刀を消した携帯のレンズを彼に向ける。
連続して放たれるのは、小型のセキラの『矢』。

(;・∀・) くッ……!!

両腕をクロスして、襲い来るそれらを防御するが、完全に視界を塞がれてしまっている。
そして、再び彼女が接近してくる足音。

川#゚ -゚) 突きッ!!!

再びモララーの体は、クーの体重を乗せた一撃を持って後方に吹き飛ばされた。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:26:40.09 ID:7K/4YBy20

(;・∀・) これは……いわゆるハメ技ってヤツかな

吹き飛ばされたモララーが体勢を立て直すと、
体のあちこちが未だに燃えているにも関わらず、
再びこちらをカメラレンズで狙っているクーの姿が目に映った。
間髪入れる隙も与えず、連射される彼女の矢。

( ・∀・) なるほどね、なら……こういうのはどうかな?

モララーの左手に装備された携帯電話が、くるりと回転しモララーの左の掌に収まる。
ゆったりと握られたそこから現れるのは、赤いセキラの剣。

( ・∀・) ―――!!

モララーの腕と手首が、目にも留まらぬ速さで動かされる。
襲い来るクーの矢は、全てモララーの剣によって叩き落とされた。

川#゚ -゚) ―――!!

(・∀・ ) ―――!!

一人は、両手に刀を。一人は片手に剣を持って、両者は一瞬でその攻撃の間合に入り込む。
一撃一撃が急所を狙い、すばやく動くモララーの剣に対して、
クーは自分の体が攻撃されることを恐れず、一発一発に気をこめた斬撃を放つ。

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:28:29.74 ID:7K/4YBy20

川#゚ -゚) ああああああアアアアアアアア!!!!!

剣道とフェンシング、この性質の違う二つの剣技のどちらに分があるかといえば、
それはおそらくフェンシングであろう。

戦闘とは、間合の広さに勝敗が左右されるものである。
剣よりは槍が強く、槍よりは弓矢が強く、そして弓矢より鉄砲の方が強い。
当たり前のことである。
なので、体を剣から遠ざけ、半身になるフェンシングが剣道に対して不利になることは殆んどない。

しかし、剣道の方が圧倒的に不利、という訳でもない。
フェンシングが古来より騎士たちの”決闘”という『ルールある戦い』のために発展した剣技であるのに対し、
剣道にきちんとした競技としてのルールが出来たのは、それよりも大分あとのことだ。
つまり剣道には、東の果ての島国に生まれた育った人間が持つ一種の”荒っぽさ”がある。

川#゚ -゚) 胴おおおおおおおおおおおお!!!!

(・∀・;) !!

手元を挙げた一瞬を見計らったクーが、モララーの右横に飛びながら、モララーの胴を斬る。
普段、直線方向からの攻撃にしか慣れていないモララーは、それに対し、一瞬反応が遅れた。

川#゚ -゚) 突きッ!!

首の後ろ、脊髄の要であるそこに衝撃を受け、モララーはもろに前のめりに倒れこむ。

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:29:35.61 ID:7K/4YBy20

(  ∀ ) が……ぅ……ぅ!!

這いつくばるようにうつぶせに倒れるモララー。
なんとか起き上がろうとする彼の手が、大理石の床をがりがりと引っかく。

川#゚ -゚) 終わりだ、モララー。お前の『夢』も、私の『戦い』も!!

彼を見下ろしながら、クーは自分の携帯電話に番号を入力すると、
それを折りたたんで、赤い光のベルトで覆われたその左腰に押し付ける。

川#゚ -゚) アサルト!!





ミセ*゚ -゚)リ―Assault:「天雅紅月・『十五夜』」―





横向きに彼女の腰に装着される携帯電話。
左手にしっかりと握られたそれは、まるで日本刀の鞘のそれだった。
彼女は、右手をゆっくりと携帯電話のところまで持っていき、そこにある刀を握るかのように手で筒を作る。
左足にしっかりと重心をかけ、足は両膝を外側に曲げる。

今、ダメージを受けている彼が起き上がった瞬間、そこが勝負だ。
起き上がり様、彼がまだ構えをとらないうちに、限界まで活性化させたセキラの刃で、彼を斬る。

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:30:46.92 ID:7K/4YBy20
ばちばちと音を立てながら、彼女の左腰の携帯電話の中でセキラが活性化されていく。

(  ∀ ) ぅ……ぅぅ……!!

川# - )(あのオメガ以上のセキラの鎧でも、この一撃なら斬り裂ける……!!)

そう、斬り裂ける。そのはずだ。そして、斬り裂いて、その鎧の向こうにある彼の体は……

川# - )(―――!!)

一瞬、彼女の心が揺らいだ。
そして、その一瞬が命取りだった。

(  ∀ ) あははははは!!!

川;゚ -゚) ッ!!?

ふいに、彼女がたっていた地面が砕ける。
バランスを失い、宙を舞う体。そのとき彼女は見た。
倒れているモララーの、地面についた両腕のセキラが活性化しているのを。
そして、地面から現れた極太の赤い雷がヘビのようにのたくって大理石の床を破壊しているのを。

川;゚ -゚) しまっ―――!!

いうなればそれはスケールの大きすぎる”畳替えし”だった。
モララーは床にうつぶせになったまま、活性化したセキラの力で、
足元の代理石の床を、その下から破壊してめくりあげたのである。

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:31:36.17 ID:7K/4YBy20

( ・∀・) 迷ってたんでしょう? クー先輩。ボクを倒すのを

川;゚ -゚) くッ……

破壊される足場の間をぴょんぴょんと飛びながら、クーは破壊の中心にいるモララーに目を向ける。
すでに立ち上がっている彼は、しかしまだ両足のデバイスが赤く輝いている。
それは両足のデバイスから活性化したセキラが地面の下に送り込まれ、
未だに自分の足場を破壊しつづけているという事実を表していた。

( ・∀・) そういうところ、本当に”正義の味方”って感じですよね

そう言ってモララーは、自分の左手に持ったセキラの剣を活性化させる。

( ・∀・) さすが、ボクが見込んだ人です

川#゚ -゚) !!

モララーが剣を持った手を思い切り振りかぶる、
それと同時に、彼の両足のデバイスが今まで以上に激しく活性化し始める。

( ・∀・) 楽しかったですよ、先輩

川# - ) それは……

モララーがクーに向かって剣を突き出しながら飛んだのと、
クーが活性化させたセキラの刃を解き放ったのはほぼ同時だった。

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:32:20.20 ID:7K/4YBy20










「―――それは、私だって同じだぞ。モララー」











56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:33:11.73 ID:7K/4YBy20
なにか怪獣でも暴れまわったかのようにボロボロになったそのフロアに、
四つの携帯電話と、一つのロボットの首を身につけた少年がひとりたたずんでいた。

(  ∀ )

傍らにはボロボロになった少女が、うつぶせになって倒れこんでいる。

川  - )

少年の両手には、黒いゲーム機と、黒い折りたたみ式の携帯電話がそれぞれ握られていた。

(  ∀ ) 先輩、ボクは……

倒れた少女を見下ろしながら、少年はぽつりと呟く。

(  ∀ ) ボクは……後悔しませんから

どこか震えた声でそういう彼に、その様子を見ていたロマがぽつりと彼の名前を呼ぶ。

( ΦωΦ) ……モララー殿

(  ∀ ) 大丈夫、ボクは大丈夫だよ、ロマ

どこか言い聞かせるように少年は言って、両手に持った携帯電話とゲーム機をポケットに閉まった。

(  ∀ ) ボクは、ボクはこんなことでは後悔しないし動揺しない。
       ボクはもう人間じゃない……

彼女に背を向けながら、モララーは最後に一言、ぽつりとこぼした。

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:34:00.71 ID:7K/4YBy20









「―――ボクは、『怪獣』なんだから」

呟く彼の右手の携帯電話には、先ほどのクーの一撃を受けたことを表す
大きな斬り傷がついていた。










59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:34:56.33 ID:7K/4YBy20
同じ頃、先ほどオメガたちとの戦いがあった廃工場で、一人の少年が目を覚ました。

(  ω ) ……お

ゆっくりと半身を起こした少年は、腹部のあたりを押さえて再び倒れこむ。

(  ω ) 僕は……生きてるのかお?

穴の開いた工場の天井を見ながら、少年は呟く。
戦いの結末はどうなったのだろう? みんなは今、無事だろうか?

顔だけを動かして辺りを見回すと、そこには首の無い、迷彩柄のTASIROのボディがあった。
よかった、どうやらあの『王』はみんなが倒してくれたようだ。

しかし、妙に静かではないか。みんなはどこに行ったのだろう?

(  ω ) お……

両腕で体を起こし、よろよろとブーンは工場の出口に向かった。
出口を出て、そして……

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:35:37.92 ID:7K/4YBy20









―――『地獄』を見た










63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:36:52.49 ID:7K/4YBy20





     ( ^ω^)彼らは携帯電話を武器に戦うようです
             第十三話「炎上」
               おわり






64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/18(土) 23:38:15.39 ID:7K/4YBy20

     ―次回予告―

:(  ω ): ごめんなさい……ごめんなさい……

*(; ;)* こ、こないでッ!! お、おばけ!!

( ・∀・) ……それはキミが幸せな証拠だよ

('Aナ) 他の誰が許しても、きっと俺だけは許しちゃだめなんだ





     第十四話:「不屈」






66 名前: ◆6ZgdRxmC/6 :2010/12/18(土) 23:40:05.23 ID:7K/4YBy20
そんなわけで、十三話「炎上」でした。
読んでくれたやつら、支援くれたやつらありがとうございます。

そんなわけで、本日の投下を狩猟します

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